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こうのとり通信

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まだ朝晩と少し肌寒い日もありますが、はやいものでもう5月。例年よりも少し涼しい気がしますが、世間はゴールデンウィークに入り、9連休になる会社もあるようです。気持ちのよい季節、皆さんも色んな所にお出かけされると思います。京都は、鴨川の「納涼床」や貴船の「川床」が5月1日より始まり、いよいよ夏の趣に変わりつつあります。
 
5月といえば、「端午の節句」。今ではあまり見かけなくなりましたが、鯉のぼりの季節でもあります。大中小の色とりどりの鯉のぼりが、青空に気持ちよさそうに泳いでいるのを見かけると、なんだか晴ればれとした気持ちになりますね。
 
この「端午の節句」(たんごのせっく)とは五節句のひとつで、五月は午の月にあたり、五月の最初の午の日(五日)を祝う風習から、5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになったとのことです。日本では男の子の健やかな成長を祈願して鯉のぼりを上げたり、鎧兜(五月人形)を飾ったりする習わしがあるのは皆さんもご存知ですね。この「端午の節句」は「菖蒲の節句」とも言われ、「菖蒲」が「尚武」と同じ音であることから、昔の武家では殊にこの行事を盛んに祝うようになり、今も鎧兜を飾る風習が残っているようです。
 
また、「尚武」といえば「勝負」とも同じ音ですね。勝負事の神様といえば、当クリニックにも近い藤森神社があり、5月5日は「藤森祭」として「駈馬(かけうま)神事」が行われます。勝負の神様と駈馬から競馬の神様として、騎手や厩舎関係の方々がたくさんお参りされ、競馬ファンも訪れるスポットなっています。紫陽花でも有名で、6月には「紫陽花祭」が開催されます。ぜひ一度お立ち寄りください。
他にも5月5日は上賀茂神社の「競馬会神事」が行われ、12日には下鴨神社「御蔭祭」、15日は京都三大祭りのひとつ「葵祭」が催されるなど、見どころ満載です。
 
さて、今月の生花は「玉藤(タマフジ)」です。青紫の連なる花が豪華で美しいお花です。明るいお日様の光に照らされて、いきいきとした姿をぜひご覧ください。

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まだ肌寒い日が続くのかなと思っていたら急に暖かくなり、先週末くらいから京都は満開の桜を見る観光客であふれています。京都は四季折々で評定が変わり、一年中観光客が訪れますが、春の桜のシーズンの人気は高く、「HANAMI 花見」として親しまれるようになっているようです。
 
4月で花といえば、京都には5つの花街があることもよく知られています。昨年もお伝えしましたが、五花街では舞妓さん、芸姑さんの春の踊りが華やかに開催されています。
 
・「北野をどり上七軒歌舞練場(3月25日〜4月7日)※終了
・「都をどり祇園甲部歌舞練場(4月1日〜23日)
・「京をどり宮川町歌舞練場(4月1日〜16日)
・「鴨川をどり」先斗町歌舞練場(5月1日〜24日)
 
 
また、神社仏閣で春の特別拝観や一般公開がされるなど、春の京都は見どころ満載です。一部ご紹介いたします。
 
高台寺 春の特別展(3月3日~5月7日)
圓徳院 春の特別展(3月3日~5月7日)
銀閣寺 春の特別公開(3月18日~5月7日)
青蓮院門跡「茶室好文亭」特別拝観(3月20日~5月5日)
醍醐寺 霊宝館の春期特別展(3月20日~5月15日
東寺宝物館・国宝観智院 春の特別公開(3月20日~5月25日)
二条城ライトアップ(3月24日~4月16日)
相国寺 春の特別拝観(3月24日~6月4日)
妙心寺退蔵院 春の特別公開(4月1日~4月16日)
瑠璃光院 春の特別拝観(4月15日~6月15日)
青蓮院 夜の特別拝観(4月28日~5月7日)
・将軍塚青龍殿 夜間特別拝観(4月28日~5月7日)
・東寺五重塔 初層の特別拝観(4月28日~5月25日)


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さて、今月の生花は「八重桜(ヤエザクラ)」です。「ヤエザクラ」とはサクラの品種名ではなく、八重咲きに花をつけるサクラの総称とされています。「八重咲き」とは、花びらがいくつにも重なって咲く花の咲き方のことで、変種とされるそうですが、日本ではこの種が多く見られるとのことです。重なったボリューム感のある花が派手で一層華やかに見えることから、多くの人に喜ばれる花でもあります。末広がりの「八」が「重なる」と書くことから、とても縁起の良いイメージもしますね。
 
クリニックの玄関に咲く「八重桜・ヤエザクラ」は、あと少し満開の花を付けてくれると思います。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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3月も終わり4月に差し掛かろうとしています。明るい太陽や頬に当たる風も心地良く、めっきり春らしくなってきました。なんだか気分もウキウキとしますね。すでに桜が咲いているところもあるようですね。今年の京都の開花予想日は、4月1日。満開日は4月9日とのことで、今週末から来週末の土日は絶好のお花見日和になりそうです。
 
さて、今月のお花は「白木蓮(ハクモクレン)」。今月といいながら、3月も末になってしまいましたが、このところ気温が低く寒い日が続いていたため、ようやく先週末頃暖かくなり、きれいな白い花を咲かせてくれました。花は一気に咲いて、また枯れてしまうのも直ぐなのですが、その一瞬の美しさがなんとも儚く、またその一時を愛でる心の余裕や、その季節を楽しむ風流さが日本の良いところでもあると思います。
 
モクレンは、その花が蘭ににていることから「木蘭」と呼ばれていたこともありますが、現在は蘭よりも蓮に似ているとされることから「木蓮」と呼ばれるようになったそうです。白く大きな花が一斉に咲く様は、美しさもさることながら、たくさんの命を感じます。

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あけましておめでとうございます。

今年の京都(クリニックのある伏見)はお正月から暖かくて、気持ちのよい日が続いています。みなさんは良いお正月休みを過ごされましたでしょうか。1月5日の本日から仕事始めというところが多いかと思います。

さて、今年最初となる「今月の生花」は、お正月に相応しい松と紅白の実が成る、おめでたい組み合わせです。大王松(ダイオウマツ)、南京櫨(ナンキンハゼ)、玉水木(タマミズキ)の三種。松は昔から「松竹梅」と言われるように吉祥のシンボルとされ、その縁起の良さから家紋としても多く使われてきました。そしてナンキンハゼとタマミズキの実が、これも日本ではめでたいとされる紅白を表しています。紅色が「赤ちゃん」を、白色が「別れや死」を意味するため、この二つを合わせることで人生を表すという説があり、またお祝い事に赤飯を食べる風習や神事などでは白を身につけることから、清いものとして好まれたとの説もあります。いずれにしても、松と紅白は日本人としてとても落ち着く配色なのかも知れませんね。

今年も皆様にとって縁起の良い年、そして健康で明るい一年となりますように。


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師走(しわす)の「師」は教師ではなく、お経をあげるためにあちらこちらへと忙しく移動する僧侶の姿を表したと言われています。そして京都市内には「3,082寺」もの寺院があるそうですから、年末は街中にお坊さんの走る姿が見られるかと思いきや、それほどお坊さんのお姿を見ることはありません。寺院数で考えると京都が全国でも一番多いようなイメージがありますが、実は全国一位は愛知県(4,599寺)だそうです。二位は大阪府(3,396寺)、三位は兵庫県(3,281寺)、四位が滋賀県(3,214寺)と続き、京都府は全国第五位の寺院数ということになります。やはり近畿圏に寺院が集中しているようですね。ちなみに神社も京都が多いように思いますが、全国一位は4,758社ある新潟県だそうです。(数字は、文化庁宗教年鑑 平成27年版より)

さて、今月の生花は「南京櫨(ナンキンハゼ)」「クリスマスホーリー」「コットンツリー」です。緑・白・赤のコントラストが美しく、上品なクリスマス仕様になっているかと思います。今回のお花の撮影時に前を通るご夫婦に当クリニックの花を毎月楽しみにしていると声を掛けていただきました。そうして花を眺めてくださる方がいらっしゃることに感謝して、来年もこの生花を続けていきたいと思います。またこのブログを読んでいただいている皆さまに感謝し、来年もたくさんの実りある一年になりますよう祈りたいと思います。どうぞ良い年をお迎えください。

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朝晩はめっきり寒くなってきましたが、日中はまだ暑かったりと温度変化が激しいですね。こんなときは風邪を引きやすいので注意が必要です。外出から戻ったときは、まず手洗いとうがいをする癖をつけたいものです。

さて、京都も朝晩は秋を通り越して冬の気配すら感じますが、11月は「霜月」と呼ばれ、その字の通り「霜が降りる」からとの説が有力だそうです。京都の町はこの季節になると毎朝「ほお〜〜。ほぉお〜〜い」と低く通りの良い声が響き渡ります。京都に住んでいる方やよく来られる方は見かけたことがある光景だと思います。京都には大小様々な宗派のお寺があり、全国から修行僧が集まって来られます。その修行僧が朝声を出しながら町を歩き、托鉢する際の掛け声なのです。一説には「ほぉ〜」と聞こえるこの声は「法施」を長く伸ばして発声しているとも言われています。そう思ってよ〜く聞いてみると、そう聞こえなくもありませんね。

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さて、今月の花は「老鴉柿(ロウヤガキ)」「栴檀(センダン)」「油灯台躑躅(アブラドウダンツツジ)」です。それぞれ漢字で書くと少し難しいですが、なんとなく意味が分かる気がするので不思議です。ロウヤガキは、親指ほどの小さな柿がたくさん成り、そのオレンジ色がとてもきれいで可愛らしいです。またアブラドウダンツツジは緑の実がたくさん連なって目にも鮮やか。そして、当クリニックのシンボルでもあるセンダンを生花にしました。

「栴檀は双葉より芳し」のことわざでよく知られますが(このことわざの栴檀(センダン)とは白檀を指しているとも言われます)、双葉の時から良い香りを放つことから、優れた人物は幼少の頃から他を逸したものを持っている、人並み外れているという例えです。当クリニックの中庭には大きなセンダンの木を植えていますが、生まれる子供たちが皆大きく健康に育つようにとの願いが込められています。

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「神無月」とは10月の旧暦の呼び方のひとつで、出雲大社に日本中の神様が集まり、出雲以外に神様が居なくなることから「神無月」との説はよく知られていますが、「水無月」が「水の月」という意味と同様に「神の月」というのが最近では正しいとされているそうです。

神様と言えば当クリニックからも近い「御香宮神社」での「御香宮神幸祭」が10月1日から9日まで行われます。「伏見祭」「花笠祭」とも呼ばれる大きなお祭りで、獅子若行列、猿田彦行列、神輿の巡行に稚児・武者行列を見ることができます。

また10月は「仁和寺 霊宝館秋季名宝展」(10月1日〜11月23日)や「銀閣寺 秋の特別公開」(10月1日〜11月30日)、「大覚寺 特別名宝展」(10月7日〜12月5日)、「壬生寺 壬生狂言」(10月8日〜10日)、「神護寺 多宝塔 五大虚空蔵菩薩像御開帳」(10月8日〜10日)、「醍醐寺 霊宝館 特別公開」(10月15日〜12月10日)、高台寺 圓徳院などの「秋の特別拝観・ライトアップ」(10月21日〜12月11日)などのお祭や歳事がとても多くあります。中でも京都三大祭のひとつ「時代祭」(10月22日)も執り行われ、京都の紅葉とともに世界中からたくさんの人々が観光に訪れ、町は賑やかになります。

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さて、今月の花をご紹介します。「カンレンボク」は「キジュ(喜寿)」とも呼ばれ、たくさんの実をつけることから子孫繁栄に繋がる喜びの樹とされています。英名でも「Happy Tree」「Tree of Life」などと名付けられています。また「スズバラの実」は、小さな実がたくさんなり、その実の色が伊藤若冲が描くような深みのある朱色をしています。この色もあってか生花の世界では秋を表すものとして人気があるそうです。そして「ヤツデ」は学名を「Fastia Japonica」と言い、「ふぁつ」「ふぁち」から「八手」となったとの説もあるとのことです。葉が手を広げたように8つに分かれていると思われがちですが、実は7つまたは9つと奇数に裂けるため、8つになることは稀だそうです。

クリニックの玄関前でいつも花と木々が皆様をお迎えしています。近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

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9月に入り、町のショーウィンドウはすっかり秋の装いですが、まだまだ暑い日が続きますね。9月は「長月(ながつき)」とも呼び、「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が有力と言われています。「季秋(きしゅう)」とも呼ばれ、秋の終わり・晩秋とされています。朝晩は少し涼しくなって来ましたが、秋の夜長というにはまだ少し早い気がします。

さて、今月の花は当クリニックの正面で、鮮やかな色とコントラストでひときわ存在感を放っています。赤・ピンク・黄・オレンジの大きく色鮮やかな「ケイトウ」は、お盆やお彼岸の花として古くから親しまれ、現在では品種改良により観賞用として特別大きくなったことから「オバケケイトウ」と呼ばれています。また「パンパスグラス」別名「銀葦(しろがねよし)」は、白くフサフサとした葉が特徴ですがギザギザしていて手を切りやすいことから「cortader(切断の意:アルゼンチンの現地語)」=「Cortaderia(コルタデリア)」とも呼ばれています。近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

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9月は平安神宮「秋の神苑無料公開」、大覚寺「観月の夕べ」、妙心寺塔頭 退蔵院「観月茶会」、松尾大社「観月祭」、上賀茂神社「賀茂観月祭」、府立植物園「名月の夕べ」、神泉苑「観月会」、下鴨神社「名月管弦祭」、北野天満宮「明月祭」、平野神社「名月祭」、高台寺「秋の夜の観月茶会」、八坂神社「祇園壮観月祭」、智積院「観月会」と秋にふさわしく、月を愛でる催しがたくさん開かれます。

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京都はまだ梅雨明け宣言が出ていませんが祇園祭主な行事・スケジュールはこちら)もこれから終盤となり、すっかり真夏の様子です。17日日には前祭(さきまつり)として山鉾巡行・神幸祭がとり行われました。今年は3連休の真ん中とあってか、来場者数が100万人を超えたのでは?とも言われています。祇園祭は7月末まで続きますが、後祭山鉾巡行・花笠巡行・還幸祭も24日が日曜日とあって、たくさんの人で賑わうことになると思います。この「後祭(あとまつり)」は、その昔に前祭(さきまつり)に比べて山鉾も少なく賑やかさや派手さもないために、見物に行っても仕方なく手遅れとの意味から「あとの祭り」の語源になったとも言われています。

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七月の京都は祭り一色となっていますが、この月は七夕に詩歌を献じたり書物を夜風に晒す風習があることから「文月(ふみつき)」とも呼ばれます。日本語はなんとも風流ですね。さて、今月の生花は「蓮(はす)」。花托の形が蜂の巣ににていることから昔は「はちす」と呼ばれていました。また水芙蓉(すいふふよう)、不語仙(ふごせん)、池見草(いけみぐさ)、水の花などの名前で呼ばれることもあるようです。地下茎は皆さんも良くご存知の「蓮根(れんこん)」で、ビタミンC、鉄分を多く含む野菜のひとつです。

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お日様がポカポカとして風がそよそよと心地よい季節になりましたね。そうこう言っているうちに半袖でも汗ばむようになってしまいます。そして世間はGW(ゴールデンウィーク)。皆さんはこのお休みにどこか出掛けられるのでしょうか。
 
5月の京都は、「貴船の川床」と「鴨川納涼床」が始まる季節でもあります。この「床」ですが、貴船では「とこ(かわどこ)」、鴨川では「ゆか」と同じ文字でも読み方が異なります。ちなみに大阪では「かわゆか」と呼び、最近では「かわてらす」などとオシャレな呼び方に変わりつつあるようです。
 
またゴールデンウィークは、京都の町は様々な行事・催事が行われます。近年は海外からの旅行者も多く、たいへんな賑わいとなっています。当クリニックのすぐ近く、藤森神社では5月1日から5日まで「藤森祭」が行われます。そして、5日のこどもの日には駈馬(かけうま)神事や時代行列(武者行列)が注目されています。他にも壬生寺の「壬生狂言」(4月29日〜5月5日)や千本ゑんま堂の「大念仏狂言」、神泉苑の「神泉苑祭」(5月2日〜4日)、下鴨神社の「流鏑馬神事」(5月3日)、上賀茂神社の「競馬会神事」(5月5日)、京都三大祭である「葵祭」(5月15日)とビッグイベントが目白押しです。

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さて今月の生花は、藤森神社にちなんだ訳ではありませんが、今がもっとも美しい「藤」の花と緑が目にも鮮やかな「もみじ」です。藤はつるが右巻きと左巻きとあり、右巻きが「フジ」または「ノダフジ」と言い、左巻きのものを「ヤマフジ」または「ノフジ」と言うそうです。色々と知らないことがたくさんあり、それらを知ることはとても楽しいことですね。

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